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上流から遠投したが1尾目がブレイク、その後でリベンジ (2014/3/9)少し離れた上流から
3月9日、前日は次男の長男(4人目の孫)の顔を見に行ったので出漁無し。翌日は[浅川へ行こう]と思っていたら夜に藤澤さんから[明日は出てますか?4時頃に河原に行こうと思います。年券を頂きたいし]とメールが入り、二子に変更。昼に兵庫橋に着きポイントを眺めると[虎の門]の前の浅場を黒い影が幾つも動き回っている。いつもは底餌に夢中でほとんど動かないのが、元気に泳ぎ回っている。試しに上流側にサーチして見たが、水面には全く反応せず、数尾の群回遊はしているが水面にはれで移動していく。水面に反応しないのでいつもの[虎の門]前から少しずつ上流に移動しながら様子を見るが、門の奥から出てくる姿が見えない。その代わり倒竹の手前側を回遊している。水温はいつもより少し高目の12度だから、そろそろ産卵行動の気配が出てきたのだろうか。水面には反応しないが目の前を幾つも通過して行く。小さめのインディケータを作っていたので、これを付けて沈めて見る。水深は膝上程でかなり浅い。それに合わせ棚をとり、コイの移動筋を予想して沈めて見るが、なかなか期待通りに移動してくれない。しかも流れがあるためすぐにポイントから外れてしまう。幾度もキャストを繰り返し、2度ほど小さな当たりが出たがヒットしない。水中を移動するコイの姿が見えるので、追い掛けて見ると、フ来満ちよくヒットしたが合わせ切れライに一瞬興味は示すがそのまま横を通過してしまう。沈めても反応が無いので[後で上流で試して見よう]とフライを交換。少しずつ下流に移動している時、後ろから声がかかる。以前一緒に開成などに行った尾崎君。話を聞くと高校3年になり、大学も決まったので来たと言う。暫く話をした後「ウェーダーに着替えてきます」と自転車に戻る。そのまま下流に下り、最下流部の兵庫橋上のワンドに見える黒い影を狙ってキャスト。気分としてはもう少し近くに行きたかったが、近付くと回遊しなくなるので、少し離れた位置からダウンクロスに遠投する。遅い流れに合わせて倒竹の前から横を流し、ドラッグが掛かり始めると最初のポイントにキャストし直す。これを幾度か繰り返した時、下流側から倒竹沿いに頭が現れフライに口久しぶりの尾崎君を開ける。タイミングを合わせて大きくロッドを立てるとヒット。しかし手元にコイの重量感を感じた直後に軽くなり合わせ切れ。[あ〜っ]とガッカリ。フライを交換したばかりだから[結び目か]とラインを手繰ってみると、レーダーとの繋ぎ目が切れていた。急いでティペットを結びフライを付けキャスト。暫く反応がない事も判っているが[別の奴が…]等と希望的観測でキャストを繰り返していると後ろから声がかかり、振り向くと藤澤さんが来た。仕事の途中で抜け出して来たと言うことで釣り支度は無し。話をしている時上流で尾崎君がキャスト開始。暫く見なかったらキャストが上手になっていて驚いた。藤澤さんは「早く釣ってよ、待ってるから」と言うが「今日は自信がない」と弱気になる。先にブレイクしたポイブレイク後、同じポイントでヒットントに向かってキャストを繰り返すが、コイの姿が見えない。暫く眺めていた藤澤さんが「帰ります。近い内にまた来ます。マルタ狙いで」と言って帰って行った。その直後、最初にブレイクした同じポイントで、今度はワンドの奥から回って来たのが口を開けヒット。藤澤さんはまだ近くに居そうなので電話しようかな?と思ったが、取り込みを優先。何とかこれを取り込むと岸辺に尾崎君が来ていた。記録撮影後暫く話をして「26日に大学の方に行くのでその前に開成へ行きたい」と言う話になる。私の方も新作フライのテストをしたいので「平日でもいい?」と聞くと「いいです」と言う事になり開成行きが決定。夜に藤澤さんから写真が送られてきたが、その中に尾崎君と話をしているところがあり、彼は別れた後本流の様子開成の打ち合わせ中を見に行ったのだろう。あの時連絡していたら間に合ったかも知れない。尾崎君は「上流のエデンの園に行きます。今日はどうしてもコイの姿を見たいから」と上流に向かう。最下流での回遊が見えなくなったので[虎の門]の上流側に行ってみるが水面には反応してくれない。[どこに居るんだ]とキョロキョロしていると[虎の門]の倒竹の間の水面が揺れた。そういえば尾崎君が「あそこで1回反応しました」と話していたのを思い出す。そこで狭い倒竹の間の様子を見に行くと、奥の方から出てきてすぐに上流に向きを変えるコイの姿が見える。眺めていると今度は上流から下ってきて、そのまま下流の倒竹沿いにウロウロするのも居る。[ちょっと狭いな]と上空に張り出した倒竹の枝が気になるが、そのすき間を狙って狭いポイントで3尾連続キャスト。数投の後倒竹の下流側から回り込んできたのが口を開けフライを吸い込んだ。大きく合わせると水しぶきを上げながら横の倒竹の中に勢いよく逃げ込む。[ヤバイ!]と思いながら[ふんばれば何とかなるかな?]と頑張るがすぐに外れてしまう。[あ〜、やっぱりあそこは無理か]と悔やみながらも同じ所にキャスト。キャストした後[フライは大丈夫かな?]と気になって確認するとフックが折れていた。外れたのではないと言うことは[もう少し慎重にやり取りしていたら取り込めたかも知れない]と思うと悔しくなる。ポイントへの回遊は途切れることなく(それ程頻繁ではないが)続いている。それに向かってキャストを繰り返すと、今度は奥から喰い付いてきてこの日の2尾目。その後同じポントで2尾連続ヒッ上流は反応ナシト。20分の間に3尾釣れたのだから[入れ食い]状態。しかしチャンスはこの1度だけ。回遊が止まり周辺にコイの姿は見えなくなってしまう。[もう1尾釣りたい]と上流の流れ込みに行って沈めて見たがインディケーターはピクリとも動かない。下流に居る数から推測すると、ここには集まって居ないようなので、ここを切り上げて下流に戻る。しかし日が陰り風が冷たくなると同時に気力も消え失せていく。そんな時尾崎君が戻ってきて「上流で2尾」とのこと。「それじゃ木曜日に」と約束していつもより少し早く終了。二子での4尾はまずまずだった。



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