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やっと10尾目が釣れたと思ったら、こいつだった (2014/3/29)10尾目と喜んだが
3月29日、暖かい日が続き,我が家の前のサクラがほぼ満開になっているのを眺めながらいつもより少し早めに浅川へ出発。早めと言ってもわずか1時間程度しか早くないがいつもの平山橋に着いたのは12時過ぎなのでやはり早いかな(笑)。土手上にバイクを停めて目の前にある桜の木を眺めるが、やっと咲き始めたところで、全体が僅かにピンク色がかっている程度。それを眺めながらロッドの準備をして土手を下る。平山橋の下をくぐると、目の前の中州を流れる水がほとんど見られサクラは今一ず、流れは平水状態。しかし流れ込みの幅が狭くなったために、流れは速い。その速い流れの向こう側の岸際には黒い影がチラホラ見える。しかし手前の流れが速いので狙うことができない。流れの中にも黒い影がうろついているが、それを無視して下流に下る。下りながら様子を見るが平山橋までは全く反応ナシ。[どこに居るのかな?]と下流を眺めると橋の向こう、かなり下流で反応が出る。[どうしようか、狙おうかな?]と思っていると少し近いところに反応が出た。反応は上流に向かって移動しているので流芯にラインを載せて下流に送り込んでみる。しかしフライが到着する直前に反応が消えてしまう。そのまま様子を見ているとフライより下流で再び反応する。そのままバッキングまでのフルラインを送り出して反遙か彼方で反応が出た応を待ったが、フライはコイと出会わなかった。下流を諦め橋の上流を渡渉して、沈んだコンクリートブロックの上に立つ。以前は目の前に幾つも回遊して来たのだが今日は全く姿を見せない。横の流れを見ると、黒い影が幾つも上流に向かう姿が見える。[数は居るんだ]と納得するが、水面に興味を示さないコイはただの[黒い影]でしかない。目の前の流れでは、橋の下で数回反応が出たが、巻き返しの中で、フライを横の流れから送り込む間に移動してしまう。本流を諦め[東豊田用水]の水門前へ移動。しかしここは最近回遊が少なく、今日も全く姿が見えない。ここに居なくても上流に居るのですぐにそちらに向かう。途中、高くなっている中州の上から本流を眺めると、黒い影が幾つも流れに沈んでいる。上流から様子を反応ナシ見たときにこの全てが一度下流に移動し、再び戻って来たのだ。これだけ居るのにどれも水面に反応してくれないのはちょっと悔しい。それを眺めた、後元の用水路に視線を戻すと、ブロックの手前に幾つも群れをなして泳いでいる。下流側に十数尾。上流側にも同じ位居たが、こちらに気付いたのか順番にブロックの向こう側に入り込んで行く。残っている数尾を脅さないように静に流れに入るが、それらもブロックの向こう側へ消える。そしてブロックの向こう側の水面に数尾が浮いているのが見えた。[久しぶりだな〜]とその浮いているのが移動した跡にフライを落として見る。周囲をウロウロしながらフライに近付くがそのまま下を通過。[ダメか]と思っていると、それとは別の奴が横から飛びついて来てヒット。それ久しぶりに水面でヒット程の抵抗もなくブロックの上を越すことができてネットイン。しかし水面からコイの姿は消えてしまう。インディケーターを取り付けていると上流から回遊して来た10尾ほどの群れがブロックの中に消える。下流から来たのも途中でブロックの中に入り込む。数えてみると50尾以上がブロックの向こう側に消えたことになる。それだけの数が狭いブロック帯の中に集まっているのかと思うとワクワクが止まらない。すぐに当たりが出る物と期待してキャストしたが全く当たりが出ない。[何で?あんなに居るのに]と思うと色々くだらないことまで考え出してしまう。取りあえず棚の調整。深くするとインディケーターは動くがヒットしない。浅くすると全く当たりが出ない。色々変えてやっと1尾ヒットし、同じ条件ですぐに次がヒッオーバーフローの流れ出しでトしたが、その後が続かない。結局あれこれ試し2時間掛かって2回のラインブレイクと5尾の釣果。その後は当たりもなくなってしまったのでここを諦め本流へ移動。移動前に反応のあった橋の下流を、左岸から様子を見ると用水からのオーバーフローが合流する所で反応している。岸上からだと岸辺の緩い流れで、ラインの流れが遅くなるので流れに入り込んで速い流れにラインを載せて送り込む。ポイント手前に回り込んできた奴が直ぐにヒットしたが、一走りした直後に軽くなり[外れた]と思ってフライを確認するとフライの結び目でブレイク。その後、流れ出しの中で掛けた奴は最初の走りで外れてしまう。反応は途切れることなく続いていたが、フライがポイントを何事もなく通過した後、やっとヒット。右岸側に回り込み上流に向かおう下流のプールで連続2尾とするのを必死に押さえ込んで何とかネットイン。それで反応は消えてしまう。次は床固下の流れ。いつもの右の細流も床固直下も反応無く、下のプールへ。元気な反応が幾つも在り手前に居るのから狙う。しかし手前の反応はすぐに消えたが、下流の岸際の緩い流れに残っていたので、それに向かって送り込むと直ぐにヒット。これをリリース後、反応を探していると、先のポイントの少し下流に反応が出た。少し下流に下りポイントに送り込むと左から元気に飛びついて来た。引きは強くなくすぐに取り込めて、フライを外そうと口の横に見えているのを摘んだが、何故か外れない。[??]でフライの掛かりの向きを確認すると、自分のフライは口の中で、見えたのはカエシの付いたままの別のフライ。だからいつもの感じで外そうとバーブレスにしようよしたら外れなかったのだ。持ち帰らない魚を釣るときは、カエシをつぶすのがマナーだと思うよ。これをリリース後辺りが薄暗くなり、最後の一流し。フライの位置の確認も難しくなったとき、フライのあると思っているところで反応が出た。弛んだラインのため大きくロッドを煽るとヒットの手応え。慌ててラインを手繰り寄せに入ると反応はあるが思ったよりも軽い。[??]と感じながら寄せて見るとティペットの先に黒い塊。フライをがっぽりくわえ込んだアカミミが付いていた。[10尾目]と喜んだのに空振りでした(笑)



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