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開始早々に座沈してしまい、足元が冷たいまま日没まで (2014/4/13)今週も座沈
4月13日、浅川の貧果に[二子も厳しいから別のところを探そうかな]と考えながら家を出たが、思い当たる場所がないので二子に行ってしまう。兵庫橋からいつものポイントを眺めると、河原の草むらの中に望遠レンズ付きのカメラが立っているが後に人影が見えない。人が見えないからと言ってその前に立ち込むことはできないので、ロッドの準備をしながら遠目に見える対岸のマルタポイントを眺めると、釣り人が一人中州側を歩いている。[誰だろう]とデジカメのズーム人のいないカメラが一杯で撮影してプレビューを眺めると背中に柄の長いネットを刺しているので、どうも木村さんのようだ。兵庫橋上は後で廻ることにして取りあえず対岸のマルタポイントの様子を見に行く事にする。中州の良く見える所に来たところで、もう一度撮影して木村さんであることを確認してから電話で様子を聞く。[今来たところです]と言う事なので[取りあえずそちらに行きます]と伝え、上流に向かう。いつもなら新二子橋の上流まで行って中州に渡渉するのだが今回水位が低く平水状態まで下がっているので[ここでも渡渉出来るかな?]と新二子橋直下の石段のところから水深の様子を見る。石段がどこまで水中にあるのか一つずつ降りながら様子を見ていると、一番下の段と思われるところが意外に深く、一瞬よろけてしまい腰を中州に木村さんの姿屈めてしまう。そのまま流れに押されて下流に流されそうになった瞬間、左手で石段を押さえ右足で踏ん張る。よろけながらも何とか流されずに踏み留まることができたが、ベストの下半分まで水没。慌てて立ち上がりながら周囲を眺めると周りでは誰も気付いている様子はなかったが、やはりちょっと照れくさいので、そのまま対岸に渡ることにする。腰から入った水で足が冷たくなっきたが、すぐに浅くなったので一気対岸に渡渉。中州にいる木村さんと合流し[あそこで座り込んでしまった。二子で連続の沈です]と話ながら水の入ってしまったウェストポーチをひっくり返して水を抜く。木村さんは[マルタかも知れない黒い影が見えるんですが、どうもおかしい。赤い線が見えない]という。[多分コイでしょう。前回ヒットしたが外れてしまうもコイだらけだったから。マルタは上流へ一気に行ったのか、最近二子には居ませんね]等と話ながら、取りあえずマルタの仕掛けに取り替えてキャストしてみる。木村さんが[そこの少し向こう側に黒い影が見えるのですが]と教えてくれるので、その筋にキャストしてみるが当たりナシ。しかもその黒い影の動きはマルタに比べて遅いので[やはりコイだけですね]と結論づける。木村さんは[下流の様子を見ます]言って下って下流へ。私はしばらく[コイでも釣れたらいいな]とキャストを繰り返してみたが当たりすら出ないので、ここを切りあげ上流へ移動。中州の中央を歩いて新二子橋の上流から流れに入り、橋桁周りの様子を見る。最初は元気な反応が幾つか出たが、次第に数が少なくなっていく。それでも橋桁のすぐ横には左右に20分待って移動するコイの背中が見えるので、その移動先を狙ってキャストを繰り返す。橋桁の左側の流れは大きく右にカーブしながら橋桁の右側に流れて行く。その流れに載せて橋桁横まで送り込んだとき、橋桁近くで反応が出た。カーブに合わせて流しているので、そのラインの分まで大きく合わせるとヒット。元気の左に走るのを引き具合に合わせて様子を見ていると軽くなってしまう。掛かりが浅かったのか外れてしまう。兵庫橋上に入ることができず、期待の高いポイントで取り逃がし、その後反応でないので[ヤバイ。また座沈の上撃沈か?]と前回の悪夢が蘇る。次の狙い目はすぐ上流の[平瀬川]との合流点へ。しかし全く反応が無い。ゴム堰堤下のコンクリート床に2尾ほどコイの姿は見えたが、沈んで底餌左の岸際で狙いの動き。ここを諦め中州の上流を渡渉して東京側へ。次の狙い目は流れが左岸にぶつかる所の巻き返し。流れの様子を見ているとコイの姿は見えるのだが、動きが遅く喰い気が見られない。それでも[そのうち反応するかな?]と淡い期待で様子を見ていると、突然反応するのが現れた。一度下流に消えた後上流に戻ってきたのがフライに飛びついてきた。釣果無しの不安を消してくれた貴重な1尾になった。その後、兵庫橋上のバードウォッチャーが居なくなったかどうか見に行ったが、別の望遠カメラが立っていてガッカリ。そのまま二子橋下流の流れに直行。流れ込みから様子を見ていると、目の前の流れの左側に頭が出た。立ち位置を少し左に変えて岸沿いにフライを流すと直ぐにヒット。しかし反応はこれだけですぐに右の本流やっと3尾目がヒットに移動。左岸沿いに流していると元気に右側から飛びついて来てヒット。しかし流芯に向かって走った途端に外れてしまう。フライを確認するとウロコが1枚。下流に反応がいくつも見えていたので期待していたら、流したサーチにカラスが反応してコイを脅してしまう。左岸の反応が消えてしまったので、瀬を渡渉して右岸のいないなポイントへ。しかしここは反応ナシ。すぐに左岸に戻り先日の取材ポイントへ。反応は幾つも出たが、流れが遅くフライの到着時にコイは消えてしまう。反応を追い掛け少しずつ下って行ってやっと3尾目をヒット。しかし反応は遠くに出るだけになってしまい、追い掛ける気力もなくなったので、最後の望みを掛けて兵庫橋上に行く。バードウォッチャーの姿は無く安心していつものポイントへ。しか邪魔な倒竹を削除し流れに濁りが入りコイの姿は全く見えない。何で濁りが入るのか全く判らない。それでもお気に入りの[虎の穴]前で反応を探したが何も出ない。目の前のポイントを見ると、以前よりも倒竹が水面に垂れ下がり、穴の奥にフライを落とす事ができない。反応もないことなので、邪魔な倒竹の削除作業を決行する。細い枝は手で折り、太いのはアーミーナイフのノコギリで切ってキャストの邪魔になりそうな枝だけ取り払う。ついでに竹に絡んだルアーから垂れ下がっていたラインも外す。これで次回から穴の奥を狙うことができるだろう。楽しみだ。



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