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波が無いか、低いところに反応が出るので… (2014/5/11)波の無い小さなポイントを狙って
5月11日、土曜日は甥っ子が久しぶりに訪ねてきたので、出漁はナシ。
  だから日曜日はいつもなら二子に行くところを浅川に変更。前回気温が低くて反応が渋かったのでどうなるか心配しながら浅川へ向かう。
 いつものように一番橋から下流を眺めると、左岸に餌釣り師の姿は見えない。「やった〜」と喜んでポイント横に。流れの水位は前回と変わらず平水より少し低い。そして、目の前のブロック帯前には水面に浮いたコイが1尾回遊している。水面に吹き寄せられた餌に口目の前に浮いていたがを使っているから、静に斜面を降りて狙いやすい場所を探す。流れはほとんど無いので下流から斜め上流に向かって狙ったが、生憎風が横から吹いているので、狙いが定めにくい。しかもコイは吹き寄せられたゴミの下に入り込んだものだから、コイの目の前に落とす事ができない。
 暫く様子を見ていると、ゴミの下から岸際に回って来たので、その移動先に狙いを定めてキャストしたがフライの落ちた位置はコイの目の前。ビックリした様子は見えなかったが、静に移動を初め下流の出口に向かって行く。それを追い掛けるように眺める。
 中州に徒渉し、下流のブロック帯前に向かってサーチして見るが、全く反応が出ない。ブロック帯の中にも波紋は見えず[どこに居るんだ?]と辺りをキョロキ足元にナマズが次々にョロ探す。
 反応が出たのは中流域に近いブロックの前だけ。しかも単発の反応で、その移動先が全く読めない。
 取りあえず見えた反応に向かってフライを送り込んで見たが斜め後ろからの風で、フライはブロック帯の中に入り込んでしまう。
 ラインの落とし位置を少し流芯側に変えて流すと今度は狙っているブロック前から離れてしまう。微妙な筋を探しながら、すこしずつ下流に移動し次に出た反応に向かってキャスト。
 開始から30分経ったところでやっと1尾目がヒットしたが、サイズは54cmと小型。前回もそうだったが、ここのコイのサイズが小さくなっている。
 反応のでない流れを[どこに居るんだ?]とキョロキョロして30ヤード先でアカミミいると、水中に黒い影が近寄ってくる。[コイは居てもみんな沈んでいるから…]などと考えながらそれを見ると、見慣れたコイの姿とは違っている。頭が一番太くて後に行くほど細くなっているナマズ。足元まで泳いで来るが、こちらの姿に驚いて下流に反転していく。しかも一度ではなく3度もやって来た。しかも3度目は2尾も並んで。
 ナマズは次々にやって来るが、肝心のコイの反応は全く出ない。次にヒットしたのはまた30分後で、今度は51cmと一段と小さくなる。
 小型でも数が出るなら問題ないが、30分間閣での釣果はやはりきつい。その上後からの風が時折強く吹き、水面が波立つと反応が途切れてしまう。[このままの調子なら、ここを諦め移動しなくては…]などと考えブロックに引っ掛かるもながら反応を探していると、すこし下流のブロックがまばらになる辺りでポツポツ反応が出始める。近付くとコイはそこより近くにやってこないので、すこし遠いがその位置から狙う。
 しかし、フライがポイントに辿り着いた時には反応は消えてしまう。[まだ近くに居るはずだから]とそのまま流し続けると、小さな反応がフライに出た。急いでロッドを立てると重量感を感じたが、一気に走る動きがない。重いのだけれど暴れない。[ひょっとしてあれかな?]と思いながら寄せると、少し大きめのアカミミガメでしっかりフライに喰い付いている。
 ブロック前にポツポツ出る反応は、時には水しぶきを上げて見切って行ったり[次はフライだ]と期待していても全く反応しないで下流に行ってしまうのが居て波立ったり鏡になっかり、1時間に2尾のペースでなかなか数が伸びず、ポツポツと2尾追加したあと下流のブロック前での反応にヒットした。
 コイはブロック帯に入り込み対岸に向かって走る。そしてそのままブロックを回り込んで下流側へ。水中に消えたラインの位置は変わらないのにどんどん引き出される。浅ければラインを外しに行くのだが少し深い。取りあえず引きに合わせてラインを送り出しながらどうするか考える。5〜6m走ったところで一息ついてくれたので[うまくすれば元のコースを通して引き出せるかな?]と様子を見る。
 ラインが少しずつ手繰れるようになったので、ティペットを擦らないように慎重に引くと、ラインがブロックから外れ5尾目をゲット。時間は3時を過ぎている途中で外れてからのにまだ5尾しか釣れていない。
 その後のヒットは取り込む直前に外れて逃げられてから、しばらく反応が止まってしまう。
 しかしそれからが凄かった。波立つと反応は出ないが、一瞬だけでも波の無い所が現れると、そこで反応が出る。その反応に向かってギリギリまで遠投し、その後送り込むと直ぐにヒット。しかも、コイは上流より下流に移動する傾向が強いので、何も出ないときに少し下流に流しておいて、反応が出るとその近くまで手繰ってフライを移動する。これを繰り返し、6尾目からは連続ヒットが続き2時間半で9尾をゲット。その後1尾に逃げられてから反応が弱くなり、1尾追加したけれどもう1尾逃げられてしまう。
 しかし、同じ立ち位置での連続ヒットは[大正解で本当に気持ちがいい。最後に2尾追加で17尾
 6時を過ぎ、残り時間も少しになったので、ここを諦め前回良かった下流の上田用水のオーバーフローに行くと、期待通り小さなポイントで反応が出た。しかしショートレンジの合わせにラインブレイク。ティペットを結び直すと直ぐにヒット。これをリリース後直ぐに次がヒット。上流部で15尾釣り上げ、最後のポイントで2尾追加したところで、日没終了。
 前半は反応が弱く、どうなる事かと心配したが、終わってみれば久しぶりの好釣果で17尾。これで目標の15,000尾まで残り10尾。次回が楽しみです。




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